実は怖い、蕁麻疹

 

突然全身がかゆくなる、じんましん。
誰もが一度経験したことがあるかもしれません。
 
じんましんが発症し
その症状を悪化させる、様々な増悪因子というのがあります。
 
細菌やウイルスにの感染によっての悪化。
ストレスによる心の状態によっての悪化。
疲労によっての悪化。
入浴によっての悪化。
運動によっての悪化。
暑さや光などの物理的刺激によっての悪化。
食物によっての悪化。
月経によっての悪化。
と、様々な増悪因子で、症状が悪化します。
 
一番多いのは、ストレスと疲労です。
 
これらの、増悪因子を避けることができれば
生活への影響が少なくなります。
 
じんましんの患者の人の中には
なぜ発症してしまうのか、いつ発症してしまうのか
極度に恐るあまり、かえって強いストレス
感じて症状を悪化させる人もいます。
 
これらは、自己暗示によって症状が楽になこともあるようです。
 
ストレスは、心と密接な関係があります。
この、ストレスが関係する、じんましんは
心理療法や、薬物療法が有効です。
 
リラックスをさせることが、非常に有効的です。
 
驚きなのは、じんましんの原因が特定できた例は極めて少ないという事です。
 
じんましんにも種類があります。
まず最も頻度の高い特発性じんましん。
 
このじんましんは直接的誘因がなく
先ほど書いた増悪因子が背景となりえますが
はっきりとした原因はわかりません。
 
次に刺激誘発型じんましん
原因としては特定の刺激や負荷が存在します。
 
次にアレルギー性じんましん
食べ物、薬物、植物、昆虫の毒素等が原因で
30分以内に発症することが多いです。
 
これらのじんましんの治療はどうしたらいいのでしょうか。
 
取りあえず、静かに過ごすことと
なるべく刺激を与えない事が大事です。
 
中心となるのは薬物療法です。
ヒスタミン薬や坑アレルギー薬などの内服薬を飲みます。
大部分の人が数日で症状がおさまります。
 
正しい知識を知ってじんましんと向き合っていきたいですね。